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《死ぬんですから…》
躊躇いもなく放たれるお言葉が…再び恍惚の響きに感じられます。
奈美様は、テーブルの上にある5㎝四方の小さなガラスの灰皿を、ボクの前に差し出され…。
『お立ちなさい!』
灰皿を受け取り、正座で痺れた足でヨロヨロと立ち上がると…。
『○○○ーなさい…』
《えっ?》
…ボクにとっては、耳を疑うくらいの不思議な御命令を授かりました。』
『は、はい…。』
『どうなさったの?○○○ーなさい!』
記憶が飛んでいると言うのは正しい表現ではないかもしれません。
意識が、別の場所へ行ってしまったと言うのが正しいかもしれません。
奈美様の激しい鞭打ちに恍惚となってしまったのです。
これから先、何度となく御調教中に意識を失ってしまうのですが…
この時の興奮は、思い出しただけで倒れそうになる程、刺激的な感覚だったのです。
奈美様は立ち上がり…
椅子にお座りになるのを見計らい、条件反射の如く、目の前に正座し足を広げます。
奈美様の涙を拝見した瞬間に萎えかかっていた○○○が、正座して足を開いた瞬間に勢いを取り戻します。
何かを訴えるように、奈美様目がけて飛びかからんばかりに膨らんでいます。
これを条件反射と言うのであれば、あまりにも悲しいマゾヒストの性です。
『嘘ついて逃げる奴隷候補、黙って消える奴隷候補は何人かいたのよ。
でも…全ては私が逃げるように仕向けたりもしたの。
使い物にならない奴隷はいらないでしょう?』
『……。』
『お前は違うのね?
私を平気で傷つけたわね?
許さないわ。』
『……。』
『死にたい…って言ったわね?
ならば止めないわ。
死んで逃げていった奴隷も初めてよ。
ちゃんと死ねたら、お前の事だけは覚えておいてあげてよ。』
『黙っているなら嘘を許します。嘘をつきなさい。
どんな下手な嘘でも騙されてあげてよ。
よろしくて?』
躾けの鞭をいただきながら、奈美様の言葉の意味を必死で考えました。
《黙っているなら嘘をつきなさい》
《下手な嘘でも信じてあけてよ》
『私…これでも寛大な方だと思っているのだけど…お前ってコは…
黙っているのは卑怯な事。許せない事。
黙っているなら嘘を許します。
嘘をつきなさい。どんな下手な嘘でも騙されてあげてよ。
よろしくて?』
泣きじゃくっていました。
奈美様のお言葉に…。
前にも書きましたが…
奈美様の御調教を授かる時は、常に泣きじゃくっていました。
嬉しい時も、悲しい時も、辛い時も…。
本気で泣きじゃくるんです。
人からみれば、みっともない程泣きじゃくるんです。
玩具売場で、大のおとなが玩具が欲しくて泣きじゃくっる姿を想像してください。
そんな感じです。