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M~回顧録

今まで、Mとして生きてきた思い出を綴っていくつもりです。 すべての女王様に感謝m(__)m

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『私…これでも寛大な方だと思っているのだけど…お前ってコは…
黙っているのは卑怯な事。許せない事。
黙っているなら嘘を許します。
嘘をつきなさい。どんな下手な嘘でも騙されてあげてよ。
よろしくて?』

《バシッ!バシッ!バシッ!…》
10回以上頂いたでしょうか…。
痛みはありましたが…ボクの躾けの為には、必要な痛みです。


なんと言いますか…。
御自分の趣味の為だとか、SMのプレーの一貫だとか、ましてや、現在のエゴサド特有のストレス解消だとか、Sとしてのステータスを上げる為だとか、興味本位だとか…。
そんな行為で、鞭をお使いになる事はありません。

かなり後になって、ボクが初めてサークルに参加した時に教えてくださった、今でも印象深いお言葉があるのですが…


《この世界って、いろいろな道具を使いますわよね?
蝋、縄、枷…大がかりになれば巨大な装置もあるわ。
でもね。私、鞭は違うと思うの。鞭は神聖なものだわ。
調教の名を借りて、やみくもに打つ方がいるのは信じられませんの。
我慢比べなら余所でやって欲しい…
まるで体育会系のしごきと変わらないでしょ?
鞭は神聖なのよ。
人を教育できる魔法の杖だもの。
躾けのみに使われるべきだわ。
愛の為に使われるべきだわ。』


『自分の奴隷をお披露目する時に、あらゆる責め苦を与えて満足する御主人様ばかりね。
こんな事もできるのよ!とか…。
こんな責めにも耐えられるとか…。
ステータスがどれ程のモノかしら?

それに…魂よりも大事な鞭を人様に貸して、自分の大事な奴隷を鞭打たせたり…
心を売り飛ばしてるのね。
安心なさい。
お前を鞭打ちするのは私だけよ。
許可もなくお前を鞭打ちする者がいたら必ず殺すわ。ふふふっ。
それと…
この鞭は誰にも触らせない。
私とお前以外にはね。

もちろん…私もお前に一通り責め苦を与えますけど…
お披露目でする事ではないわ。
私なら…この鞭だけで、お前をどれだけ愛しているか伝えて見せるわ。』

奈美様は乗馬鞭を2本と、他の種類の鞭を数本お持ちです。
乗馬鞭の一本は調教用に特注で作られた、かなりお値段の品。
もう一本は、特注で作られた乗馬鞭のミニチュアです。
『いつでも携帯していないと不安なのよ。
昔のお侍さんの刀と一緒ね。
これを持っていないと魂を抜かれちゃうの。』
と、笑っておいででした。
仕事でも、遊びでも、常にバックの中には桐の箱に入ったミニチュアの乗馬鞭を
携帯なさってました。

その他の鞭は、ボクが無理を言わせていただいて、お誕生日にプレゼントした鞭
です。

特別な時しかほとんど使われわせんでしたが…
大事にしてくださいました。

あっ!またお話が横道に逸れましたね!
申し訳ありません。

時々、話が逸れますが…
お許しを!m(__)m



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