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意識が、別の場所へ行ってしまったと言うのが正しいかもしれません。
奈美様の激しい鞭打ちに恍惚となってしまったのです。
これから先、何度となく御調教中に意識を失ってしまうのですが…
この時の興奮は、思い出しただけで倒れそうになる程、刺激的な感覚だったのです。
完全に意識が飛んでしまっているのを察知されて…
《バシャ!》
身体を貫く冷たい感触に驚いて奈美様を見上げると、両手にコップを持っておられ、今まさに右手のコップ入った水を、興奮で我を失いかけているボクに浴びせるところでした。
《バシャ!》
冷水にブルッと身体が震えると、少しづつですが自分を取り戻せるようになれました。
部屋には暖房が利いているので、裸のままでも寒さを感じることは無かったのですが、さすがに2月のコップ水は冷たく身体を包みました。
『ヒィ…』
『お気付き?まだ逝くのは早くてよ。お前が死ぬまでの時間、ゆっくり楽しませていただきたいわ。』
『申し訳ありません。不思議な感覚で…自分でも何が起こったのか…。』
『冷静になれて?』
『は、はい!』
椅子の前で正座の身を正しました。
『さて、まだお前への質問があるわ。お前は一週間の禁欲期間、私以外でもこの○○○を勃起させていると言ったわね?どんなもので勃起させてたのかしら?全部告白してちょうだい。』
《やはり…相当お気に召さなかったのか…》
心の中で呟きました。
今更、この場を嘘で繕ってもボロが出るのは目に見えていたので、全部正直にお答えしました。
『はい。テレビで歌っているアイドルや、スポーツ中継の女子選手などを見て…勃起してしまいました。』
『そう…私よりも魅力的でしたのね?悔しいわ。あんな小娘や、筋肉美人に私が負けるなんてね。』
ボクは慌てて、意味の違いを訂正しました。
『いえ…そう言う事じゃないんです。テレビのアイドルや、スポーツ選手が…全て奈美様に見えてしまって…おっしゃる通り、奈美様とアイドル歌手などを同等に見るなんて、失礼極まりないお話には違いありませんが…。』
『そうでしたの。人それぞれですから…一概には比べられませんわ。でも、少なくともお前はアイドル歌手が私に見えてしまうのは、油断してたのです。』
『はい。アイドル歌手の細い腕や、綺麗な脚を見ていて…油断していました。』
『そう。相変わらず正直ね。
私は正直者に対しては寛大よ。
百人の嘘つきは半人前の正直者には勝てなくてよ(口癖)』
『申し訳ありません』
『謝らなくても良くてよ。どうせ死ぬんですから…ふふふっ。』
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