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どんな下手な嘘でも騙されてあげてよ。
よろしくて?』
躾けの鞭をいただきながら、奈美様の言葉の意味を必死で考えました。
《黙っているなら嘘をつきなさい》
《下手な嘘でも信じてあけてよ》
『よろしくて?本来なら2度目は無くてよ?
時間が無いのは、お前が一番わかってるハズです。
おまえ自身について質問しているの。難しい質問ではないわ。』
《バシッ!バシッ!バシッ!…》
無理だったんです。
あの宿題を完成させた後…。
奈美様以外の事でも勃起させていたんです。
頭も心も…すべての能力、知力、体力、精神力…そして精力を使っての○○採取を続けてきた身体は…。すべてに対して敏感に反応してしまうのです。
もちろん採取中は、奈美様に対する気持ち以外の事では射精していません。ですが…ほんの些細な事でも全精力を注がないと、あの宿題は完成しなかったのです。
例えば…奈美様の指の爪や、床に落ちた髪の毛1本でも、十分に興奮できて永遠に、逝き続けるくらいの気持ちがないと…。
嘘をつこうか迷いました。
信じてくださるなら…
正直にお話して、奈美様に対して不快な気持ちを与えてしまうのであれば…
傷つけてしまうかもしれないし…
嘘も方便なのだろうか?と…。
でも…
『申し訳ありません。奈美様以外でも勃起させてしまいました。』
結局、嘘はつけませんでした。
本来のボクは、嘘つきですし…自分本位で…
自己保身が強くて、嫌な事にはかかわらない、身勝手な人間なのに…。
奈美様の鞭をいただいてるうちに…。
嘘がつけなくなったのでしょうか?
奈美様は無表情でした。
ですが、その無表情なお顔が…冷たさにも、慈愛に満ちた菩薩のようにも見えました。
『そう。正直ね。私は正直者に対しては寛大よ。百人の嘘つきは半人前の正直者には勝てなくてよ(口癖)』
『申し訳ありません』
『でも…傷つきましたわ。
嘘をついてよいと命じたにもかかわらず、お前の正直なお答えに…傷つきましたわ。』
やっぱり…。
嘘をつくべきだったのか…
ボクの心の中の天使と悪魔が…殺しあいを始めています。
こんなにお慕いしてある奈美様を傷つけるなんて…。
死にたい…。
『本当に申し訳ありません。
奈美様を傷つけるなんて…死にたいです。』
『謝らなくても良くてよ。
ただ…奴隷に傷つけられたのは初めてですから…
ショックなだけよ…。』
返す言葉がありませんでした。
全部欲しい
相手の、身体も心も
溜息も、欲望も、快楽も
息抜きも、そして未来さえ
全部全部独り占めにしてしまいたい。
さやかってやっぱり、ものすごく欲張りなの。
ちょっとでも、他の人を見たりしたら・・・・。
(ー"ー )
さやか | URL | 2006年10月11日(Wed)14:59 [EDIT]
さやか様
欲張りなのは…いい事なんですよ。
自分に正直って事ですから。
欲は、無限大に持ちはましょう(笑)
きょろ | URL | 2006年10月12日(Thu)18:00 [EDIT]
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