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何も言えないのかしら?お前の身体に、お洋服を刻んであげると言ってよ!
感謝の気持ちが言葉にできないの?
それとも…さようならも言わずに逃げてお帰りになる?』
『い、いえ…模様をつけていただき、ありがとうございます。』
ひれ伏しながら申し上げました。
『そう!ありがとうと言えるのね。その次の言葉は?
お帰りになるよね?次は…《さようなら》かしらね?ふふふ。』
《ビシッ!ビシッ!ビシッ!ビシッ!》
数えきれない程の鞭が、ボクの背中を熱くしていきます。
『おかしいわね?このコったら、さようなら…まだ…言わないわね?』
『はい…言いません』
『そう…。』
奈美様は、土下座をしているボクの前にしゃがまれ、鞭を右手に持ちかえられ(奈美様は左利き)、左手でボクの顎を引き上げ…
『さようなら…言わないの?言えないの?』
幼児を諭すような甘い口調でおっしゃいました。
『はい…絶対に言えません…』
『ホントはね…今のうちに《さようなら》言った方がよろしくてよ?
私の奴隷になると…責め殺されちゃうかもしれなくてよ。』
『………。』
不思議なお話方なのです。
まるで、お伽話を聞かされるようなお話方なのです。
《殺されちゃう》という響きが…
あたかも、《浦島太郎が龍宮城へ連れて行って貰える》と同意味に感じられる響きなのです。
先程の鞭打ちの激しさと、180度別人のようなお話方。
顎に添えていただいた左手を離し、人差し指を1本立てられ、下を指差しながら…。
『正座なさい。』
そのまま美しい指に導かれながら、ボクは正座に姿勢を正しました。
『手を後ろに!』
御命令に従って手を後ろに回すと、壁のオブジェから枷を外しボクに装着されました。
『足をお開き。』
正座をしたまま開脚すると…。
涎を垂らしている○○○天井を向いています。
『そう…当然よね。お前が私にさようならなんて言える訳ないわよね。
そうなのでしょ?』
ボクの髪を掴んで立ち上がり、右のヒールの先で○○○を弄び…床に倒すと、ゆっくりと今度は左のヒールを、右のヒールで倒した○○○へ向かわせ…
体重を乗せて…
『ぐわぁーっ!は、はい…さようならなんて絶対に…言えません!』
『わかっているの。わかっていながら…お前を困らせるのよ。可愛がるの。よろしくて?』
『し、幸せです…。』
爪先で踏まれている○○○に全体重をかけられ、正座しているボクの頭に寄り掛かりながら、お伽話の続きをお話になりました。
『初めての調教で、○○○を潰してくださいなんて言えるコだものね。将来は…ホントに潰してあげるわ。
お前には必要なくなるわよ。私の愛さえあれば、その他のくだらないものは必要なくてよ。』
○○○の痛みとは裏腹に…脳がとろけそうほど甘美なお伽話に溺れてしまいそうです。
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