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奈美様は、こんなボクに御命令を授けたそうです。
意識が無いのがおわかりなのに…。
意識朦朧…ほとんど夢遊病状態。
目を閉じれば、そのまま闇の世界に落ちていこうとする時に。
奈美様の御命令が聞こえました。
メロディーを奏でるようなお声が…。
『落ちるにはまだ早くてよ。
お前には大事な仕事が残ってます。
お部屋のお掃除です。
さぁ!○○で汚した床をお掃除してらっしゃい。』
まるで催眠術です。
ボクは『はい』と返事をして…
フローリングの床に彩られた、真っ白な幾何学模様の○○に舌を這わせたそうです。
全ての○○を、綺麗に舌ですくいあげると、意識の遠くの方で…
《よろしくてよ!少しおやすみ》
と、奈美様のお声を聞いたようです。
そのお言葉を聞いた途端…安堵感の為でしょうか?
そのまま崩れるように倒れたそうです。
朦朧としているにもかかわらず、
ホントに綺麗に○○を飲み干したとの事。
気が付いた時には床に寝かされてました。
身体を布のような物で巻き付けられており、
その上には暖かい毛布が掛けられていました。
辺りを見回すと奈美様の姿は無く、
部屋の窓からこぼれ落ちる日差しの様子で、
お昼過ぎくらいの時間帯に感じられました。
お部屋は防音の設備があるらしく…
外の物音ひとつ聞こえません。
ボクは、今まで何をしていたのかもわからず…。
どうしてこんな布で巻かれているのか不思議でした。
手首や足首は、ロープで軽めに縛られてました。
無理矢理に身体を起こせば起きられたのですが、
そんな気にもなれず…。
自分に起きた事を思い出そうとしていました。
すると玄関の方向から…
《バタン》とドアの閉まる音。
《カチャ》と鍵の閉まる音。
お部屋の頑丈そうなドアを開けて、
奈美様が入ってらっしゃいました。
『奈美様!』
嬉しさのあまり身体を起こそうとすると、
身体に巻き付いた布が邪魔をして上手に起き上がれません。
『こらこら!そのままで寝てらっしゃい!』
子供を叱る母親のように、ボクにお声をかけてくださいました。
奈美様はお買物に行っていたらしく、
大きな袋をひとつと、小さな紙袋をひとつ。
それぞれをテーブルに置き、寝ているボクの傍に来てくださいました。
『自分がなんでこんな格好をしているか理解できて?』
『申し訳ありません。途中…記憶がないみたいです。』
『そう。よろしくてよ。
調教中に意識を失ったの。
それでここに寝てるのよ。
でも…自分で自分の記憶が無いなんて判断できるようなら大丈夫だわ。
もう少しだけ寝てらっしゃい。』
お買い物のビニール袋の方から、
なにやら美味しそうな匂いが漂ってきて…。
その匂いのおかげで、ボクのお腹が鳴り始めるのを聞くと…。
『ふふふっ!やっぱり元気そうね。
調教の続きをしちゃおうかしら?』
と、イタズラっぽい口調でおっしゃる奈美様に、
思わず笑ってしまいました。
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